投機に関する考え方のまとめ①

 
 年末にぶらぶらツイッターを見ていたら興味深い書籍を発見した。

「 マネーの公理〜スイス銀行家に学ぶ儲けのルール〜 」マックス・ギュンター

内容としてはブラック・スワンや敗者のゲームに通じるものがあるけれど、

新しいと思ったのが、利確に対する考え方。

プロスペクト理論に従うと、人は損切りは遅く利確は早くなる傾向を示唆していて

理屈的には利確のタイミングについては早すぎることに注意すべきと認識していたけれど、

本書は利確は早くすべしと説いている。

内容的には行動経済学の書籍の主張に近いんだけれども利確に対する考え方は対立しているのが興味深い。

今年の自分の資産運用に関する失敗は、3969の利確タイミングを逃したことで、

ただいま利確に関するタイミング設定を感覚ではなく機械的にやる方法を探っている。

技術屋の悪い癖が物事を複雑に解決しようとすることで、

ついついラズパイを使用してseleniumスクレイピングでウンタラカンタラと思っていたけれど、

シンプルにブログに直感で書けばいいやんけと閃いたので活用する。

なんか、ボールペンのジョークを思い出す…。
Junkyard Review

あと、投資をばっさりと投機でくくっていることに好感。


利確目標設定

・3696 → ¥1928±30。買値の1.25倍と気持ちの余裕。ただし10%以上急騰/dayした場合はすぐに売却。

・2372 → すぐに売却。会社の業績が不安あり。そのまま持ってたら価値が下がりそう。

・2124 → 配当が良いので新高値圏に到達するまでガチホ。ただし10%以上急騰/dayした場合はすぐに売却。

・2978 → ¥2000±30。ただし10%以上急騰/dayした場合はすぐに売却。


そのほかのルールとしては、

・資産の約半分は現金で持つ。

損切りは購入後最高値からの-10〜15%を超えた時。価値の低いままだらだら保有することを恐れる。

・オリンピック期間中に利確目標を見直し。

注目する指標としては、

・米国金利の変化

・営業キャッシュフロー

・売上・営業利益の成長率

理論株価